後藤勇太が孤児院を運営することになった経緯
カンボジア・シェムリアップにある孤児院との出会いは6年前。当時は衣類や文房具、お菓子などを届ける"ボランティア"としての関わりをしていました。
世界各国のいろんなNGOや学生団体が支援していた孤児院でしたが、約3年前、1つのキッカケがあり運営する事となりました。
「助けて。私たちこのままじゃ家がなくなってバラバラになってしまう。」
孤児院に住む女の子が声を震わせながら話してくれた一言。
あんなにいた支援団体は気づけばいなくなり、一年に一回遊びに来る程度になっていました。
ボランティアビジネスというものの1つの悲しい現実を体感し、一方的な行動は子どもたちに期待を生み、やめた途端にそのツケが子どもたちに回ってきてしまうという現実を見せつけられました。
どうにかしてあげたいという思い。
そして団体に無理だった事が個人で出来るのだろうか?という大きな不安。
そして不安を持ってでも選んだ事。
"ボランティアでも支援でもなく、この子達と共に生きよう"
その想いと覚悟を持って引き受けることにしました。
そして現在まで、カンボジア人のパートナーと4人のママさんと共に、子どもたちが笑って過ごせるように活動しております。
支援がないからこそ、諦めるのでもネガティヴになるのでもなく、僕たちに出来る事で自分たちの家を、家族を、未来を守り創っていくために「never give up. Do our best.」の合言葉の元、日々奮闘しております。